「個人(旅行者)と個人(現地在住者:ガイド)」を繋ぐ、C2Cマッチングサービスであり、旅行代理店ではありません。
そのため、プロの業者が行うツアーとは法的責任や保証の範囲が大きく異なります。
お互いが、旅行ガイドが実行される国および都市の法律に十分に注意して、違反とならないようにして下さい。
以下は、違反行為となる例ですが、これ以外にも、十分に注意するとともに、注文確定までにお互いが十分に情報交換して下さい。
特に、「移動手段(車)」と「手配行為(予約)」において、知らずに法律違反に関与してしまうリスクがあります。
① 白タク行為(道路運送法違反)のリスク
国の許可なく、有償で自家用車を使って人を運ぶ行為は「白タク行為」として日本を含む多くの国で禁止されています。
- 事故時の保険適用外: 違法行為中の事故となるため、ガイドが加入している自動車保険が下りず、治療費や賠償金が支払われない可能性が高いです。
- 検挙・拘束: 現地警察に摘発された場合、同乗している旅行者も事情聴取を受けたり、スケジュールが破綻するリスクがあります。
対策: 移動は必ず「公共交通機関」か「正規のタクシー・配車アプリ(Uber等)」を利用してください。「車出せますよ」という提案には安易に乗らないことが賢明です。
② 旅行業法違反(無登録営業)のリスク
ガイドは旅行業者ではないため、「旅行の手配」を代行することは法律で制限されています。
- NG行為: ガイドが報酬を得て、あなたの代わりに「ホテルを予約・決済する」「鉄道や航空券を手配する」こと。(※これは旅行業法に抵触する可能性があります)
- OK行為: 現地での「レストラン予約」や、予約のための「通訳サポート」、予約サイトの「使い方のレクチャー」。
リスク: 手配ミスがあった場合、旅行業協会のような補償制度がないため、返金や代替手配が受けられない可能性があります。
③ ビザ・労働法違反のリスク
内容: ガイドがその国で「就労可能なビザ」を持っているとは限りません(学生ビザや駐在家族ビザなど、就労が禁止・制限されている場合があります)。
リスク: 現地当局により不法就労とみなされた場合、ガイド中にガイドが拘束され、旅行者が現場に取り残されるリスクがあります。
④ 「言った言わない」のトラブル防止
旅行者とガイドの個人間取引であるため、「言った言わない」のトラブルが最も多いです。
注文確定前のメッセージで以下を明確に確認し、証拠として残してください。
- ガイド自身の食事代・交通費はガイド料に含まれているか?(通常は旅行者が負担するケースが多いです)
- 時間超過した場合の延長料金はいくらか?
トラブル例: 現地でWi-Fiが繋がらず、ロコと合流できない。
対策: 待ち合わせは「駅の改札」など曖昧な場所ではなく、「〇〇ホテルのロビー」「〇〇店の入口前」など具体的で安全な場所にする。
当日の緊急連絡手段(現地で使える電話番号やLINE等)を、注文確定後に必ず交換しておく。
⑤ 損害賠償・保険の準備(推奨)
トラベラーズ・ガイドはあくまで「出会いの場」を提供するだけであり、サービス中の事故や怪我に対して保険を提供していません。
予防:
- 海外旅行保険への加入: 必ずご自身で十分な補償額の保険に入ってください。
- 免責の確認: 「万が一の事故の際、ガイド個人への賠償請求は現実的に難しい」という点を理解して利用する必要があります。
★ 総括
旅行者とガイド間のサービス取引を支援するためのプラットフォームを提供するものであり、当社自身が旅行サービスを提供するものではありません。当社は、サービス取引の当事者とはならず、サービス取引上の責任は、旅行者とガイドの間で解決されるものとします。
利用規約を十分に理解の上、お互いが信頼できるまで事前に情報交換して、ご利用下さい。